健康生活よもやま話

健康生活に関するお話を、
薬剤師・管理栄養士が紹介します。

アロマセラピーの楽しみ方

アロマセラピー4回目はアロマセラピーの楽しみ方です。

アロマセラピーには芳香浴、アロマバス、吸入、湿布、ルームスプレー、アロマトリートメントなどいろいろな方法があります。

芳香浴、吸入については前回説明しましたので、その他の方法について説明します。

アロマバスでは全身浴、半身浴、座浴、手浴(ハンドバス)、足浴(フットバス)があります。全身浴では湯船に精油を5~6滴たらしてよくかき混ぜて入りますが、その際は天然塩、はちみつ、クレイ、キャリアオイルなどに薄めて使用することをお勧めします。(原液で使用して事故がおきているので注意してください)。
ラベンダーやカモミールは不眠、不安の解消に使用されます。

じっくりゆっくり温める半身浴では精油を4~5滴たらしよくかき混ぜて入ります。全身浴同様薄めて使用します。サイプレスは痩身に使用されるオイルです。

ヘルペス、痔、カンジタのなどのケアの座浴は大きめの洗面器か浴槽にお湯を入れて、精油を2~3滴たらしよくかき混ぜます。お湯の中に腰を落とし、5~10分位つかります。その後はタオルで水分をふきとります。ティートリーが感染症などに使用されます。

肩こり、しもやけなど手あれのケアのハンドバスは大きめの洗面器に40度くらいのお湯を入れて、精油を2~3滴たらしよくかき混ぜます。5~10分くらい手首までつけます。その後はタオルで水分をふきとります。ローズマリーは肩こり、筋肉痛に使用されます。

リフレクソロジーの前に行うフットバスはバケツ、たらいにハンドバスより少し温かめ(40~42度くらい)のお湯を入れて、精油を3~4滴たらしよくかき混ぜます。10~20分くらいふくらはぎの下くらいまでつけます。その後はタオルで水分をふきとります。グレープフルーツは利尿作用がありむくみとりに使用されます。

肩こりに効果的な温湿布は洗面器に熱いお湯を入れ、精油を1~2滴たらしタオルを浸し、しぼり患部にあてます。その上からラップ等でおおうと効果的です。
ローズマリーの温湿布は肩こり、筋肉痛に効果があります。

精油の効能を利用して消臭スプレー等も楽しめます。精油は水にとけないので精油20滴を無水エタノール(小さじ1)に混ぜて精製水50ml入れスプレーを作ります。レモングラスは消臭、虫よけに使用されます。

最後にアロマトリートメントは自分の体調に合わせ精油を選び、トリートメントすることで心が落ち着き、緊張がほぐれ、血液、リンパ液の流れがよくなり、消化管の機能を高めたり、免疫能を高めることがわかってきました。
自分で行う場合はリラクゼーション目的なら1%の濃度(キャリアオイル20mlに精油4滴)でトリートメントを行うのがよいでしょう。アロマセラピーの効果を心身ともに体感できる方法です。

以上楽しみ方を述べてきましたが、自分の好きな香りで楽しく心地よく行うのが効果的です。

是非みなさんも日常生活にアロマセラピーをとり入れ健康や美容に役立てて下さい。

くれぐれも精油は、直接肌につけない、飲まない、赤ちゃんに使用しないを守り、アレルギーに注意して使用してください。

参考図書:エッセンシャルオイル図鑑、アロマセラピーバイブル

薬剤師 工藤美紀子