健康生活よもやま話

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薬剤師・管理栄養士が紹介します。

「食事からも紫外線対策を!」

【追分佐野薬局 管理栄養士 亀山茜】

日差しが強くなると気になるのが「紫外線」。日本の紫外線量は年々増加しており、紫外線を浴びすぎると日焼けやシミ、白内障、皮膚がんなど、健康にさまざまな悪影響を与えます。
紫外線対策として日焼け止めや帽子、サングラスはよく知られていますが、食べ物でも紫外線対策ができることをご存知ですか?紫外線の量は4月ごろからどんどん増え始め、6~8月にピークを迎えます。そこで紫外線量の多い時期に積極的に摂りたい栄養素を紹介します。体の中から紫外線対策をしていきましょう!

●ビタミンC
メラニン色素を排出する働きがあり、シミやソバカスなどの色素沈着を防いでくれるだけでなく、できてしまった色素を無色にするのを助ける働きもあります。また、コラーゲンの生成を助けて肌にハリを与えてくれます。紫外線による肌の老化を防ぐために、最も重要なビタミンです。ブロッコリ-、じゃがいも、レモン、キウイフルーツ等に多く含まれます。

●β-カロテン(ビタミンA)
体内で代謝され、必要な分だけビタミンAとなります。紫外線によって生み出された活性酵素を抑制する抗酸化力を持ち、皮膚や粘膜を保護する働きがあります。人参、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、ニラ等の緑黄色野菜に多く含まれています。

●ビタミンE
血流を改善して肌のハリを保つ働きがあります。また、古い細胞から新しい細胞へと変わる新陳代謝を促します。ビタミンCと一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。赤ピーマン、かぼちゃ、モロヘイヤ、アーモンド等に多く含まれます。

●亜鉛
細胞の再生に必要な栄養素で、不足すると紫外線に対する抵抗力が低下するといわれています。牡蠣、レバー、納豆、卵、煮干し等に多く含まれます。

※紫外線というと悪いイメージばかりが先行しますが、実は体にとって良い面もあります。紫外線を浴びると私たちの体内ではビタミンDが合成されます。ビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収を高める作用を持ち、骨や歯の健康を保つのに必要な栄養素です。そのため、健康維持のためには、適度な日光浴(夏場は木陰で30分程度で良い)も必要です。
《おすすめレシピ》
野菜たっぷりふわふわ卵のコンソメスープ
材料(2人分)
・ブロッコリー  5~6房
・黄パプリカ   1/2個
・にんじん    30g(輪切り2cmほど)
・卵       1個
・水       300cc
・コンソメ顆粒  小さじ1
・こしょう    少々

1.パプリカとにんじんは食べやすいサイズに切る。
2.鍋に分量の湯を沸かし、ブロッコリー、パプリカ、にんじんを入れて煮込む。
3.野菜に火が通ったら溶き卵を回しながら入れ、コンソメをくわえる。
4.軽く混ぜ合わせ、こしょうをくわえ、完成。

参考文献:紫外線対策ナビ:http://sigaisen.org/strategy/strategy_food.html
画像:いらすとや:https://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_7248.html