健康生活よもやま話

健康生活に関するお話を、
薬剤師・管理栄養士が紹介します。

「秋バテへの対策」

【佐野薬局広面店 管理栄養士 豊巻栞】

夏の暑さもやわらぎ、肌寒い日が続いてまいりました。過ごしやすい時期のはずが「なんだが元気がでない」「食欲がない」「頭がいたい」なんてことはありませんか?もしかすると「秋バテ」かもしれません。秋バテは夏の間に冷たいものを食べたり飲んだりする回数が多かったことや、室内と外気温との温度差によって自律神経のバランスが乱れてしまうことが原因で体の不調が続いている状態をいいます。そこで秋バテにおすすめの食材・秋バテ解消法をご紹介します。これからおいしい食材が豊富な季節「秋」がやってきます。この時期に体の調子を整え、秋の味覚を楽しみましょう。

①栄養バランスのとれた食事をとりましょう
主食+主菜+副菜をそろえることを意識し、1日3食とることを心がけましょう。

主食:ごはん、パン、麺類など
   ⇒糖質を多く含み、エネルギーの供給源となります。

主菜:主に魚・肉・卵・大豆製品を使ったメイン料理
   ⇒体を作る源となるたんぱく質を多く含みます。

副菜:主に野菜・きのこ・海藻などを使ったおかず
   ⇒体の調子を整える食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。

②体を内側から温める食材・体の調子を整える食材をとりましょう
●生姜
生姜に含まれている「ショウガオール」には、血行の働きを良くして体を温め、冷えを改善する作用があります。
●ココア
ココアに含まれている「テオブロミン」には血管を拡張する効果があり、血行を促し、体を温める作用が維持できます。
●栗
栗には食物繊維が豊富に含まれており、体の調子を整えてくれるはたらきがあります。他にもビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、葉酸などが含まれており、栄養バランスがよく、お子様からご年配の方まで広くおすすめできる食材です。9月下旬~11月頃までが旬です。これからの時期、是非普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

③温かいお風呂に入りましょう
シャワーだけでなく38~40℃の湯船にゆっくり浸かりましょう。冷房などで冷えた体を温め、体力や胃腸の働きの回復を手伝います。

≪おすすめレシピ≫
栗ごはん
〇材料(4人分)〇
米・・・・・・・・・2合
栗(皮つき)・・・・・200g
Aみりん・・・・・・大さじ1
A酒・・・・・・・・大さじ1
A和風顆粒だし・・・小さじ2
A塩・・・・・・・・小さじ1
水・・・・・・・・・適量
いり黒ゴマ・・・・・適量

〇作り方○
①米は洗ってザルに上げ、20分ほどおいて水気をきる。
②栗はたっぷりのぬるま湯(35℃~36℃)に10分以上浸し、鬼皮(外側のかたい皮)をやわらかくする。
③栗の底の部分を包丁で切り落とす直前まで切り込みを入れ、底から先端に向かってはぐように鬼皮をむく。
④残った渋皮(内側のやわらかい皮)をむき、半分に切り、10分ほど水に浸す。
⑤炊飯器に①の米を入れ、Aを加え、2合の目盛りまで水を注ぎ、ひと混ぜする。④の栗をのせて炊く。
⑥炊き上がったら全体を混ぜ、器に盛り、黒ごまを散らす。

参考資料
秋バテ予防季節の健康情報 https://kentei.healthcare/info/column/?p=1838
味の素パーク https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/708666/
画像:いらすとや https://www.irasutoya.com/2020/07/blog-post_71.html