体が熱くなることで引き起こされるイメージの「熱中症」ですが、実は体が冷えている「冷え性」の人のほうが「熱中症」になりやすいそうです。人の身体は、汗を出して体温を下げる仕組みになっていますが、冷え性の人は、汗をうまくかけないため体温調節ができないのです。そのため正常な体温調整が出来ず、身体に熱がこもり、この状態が続くとめまいや吐き気が起こり、熱中症の症状が出て意識障害を起こすこともあるのです。
冷え症改善には、外から身体を温めるだけでなく、食事によって身体の中から温めることがとても効果的です。スパイス(香辛料)には身体を温める作用があると言われ、唐辛子や生姜、胡椒や山椒、サフラン、ナツメグ、八角、シナモンなど様々です。
スパイスを料理に上手く取り入れて、冷え症を予防しましょう。
<冷え性予防レシピ>
ジンジャーレモンスカッシュ
~材料(2人分)~
レモン汁…………………レモン1個分
はちみつ…………………大さじ3
しょうがのすりおろし…小さじ1
炭酸水……………………500ml
~作り方~
①レモン汁にはちみつ、しょうがのすりおろしをよく溶かす。
②①に炭酸水を加えよく混ぜる。
参考資料
NHKホームページ「首都圏防災ナビ」:https://www.nhk.or.jp/shutoken/bousai/